【失敗談】割安株式投資での失敗
投資を始めるにいたる経緯
30代男性です。
書店に行けば個人投資といわれる人の中には何年もかけて一億円以上も大金を株式市場からつかんだ人の書籍が並んでいます。
そのような人立ちの中にはお世辞にもあまり高学歴ではなかったり、特殊な能力があったわけではなく株式投資の素人の私の目から見ると運がよかっただけで一億円以上のお金をもうけられたのではないかと思われる人も結構いるように思いました。
少し考えてりると、個別株式への投資は為替取引や日経平均先物取引のような大きな金額を動かすファンドマネージャーや高学歴のトレーダーと戦わなくてももうけることのできるので、小額で投資をやろうと思う私のようなものにとっては非常に都合にいい投資先に思えてきたので、株式投資を始めてみました。
チャンスがあると思って個別株式への投資を私は始めました。
投資先選び
そのため私は先ほどにも述べましたように大きな金額が入ってくる株式を投資先からまず除外して、日頃の株式の出来高が非常に少なく、かつPBRが一倍以下でありなおかつ黒字の企業を投資先に選びました。
私がこのような方法で投資先を選んだのには理由があります。
日頃の株式の出来高が非常に少ない株式というものはたとえその企業が非常にいい会社だとしても、株式の流動性に難点があるとファンドなどの大きな資金がその株式を購入して保有したいと思っても、その企業の株式に投資したいと思ってその株式を買い始めるとどうしても、普段の出来高が少ないのでその株式を安値でたくさん購入できず、しかも株式を売却するときも先のような理由から思った値段でたくさんの株式を売却できないので、どうしてもその株式は特定の投資家が売買の中心になるので株式は割安に放置されることが多いと言われているからです。
と言っても、証券会社のサイトでリサーチした結果として私が割安株式だと思った銘柄の多くは、すでに有名な割安株を購入する投資家たちがそれらの株式に投資していることを株式ブログ等私は知りました。
彼らの投資方法もやはり流動性に難点のある割安株式に投資して株式が上がるまで待つという私が理想とする株式投資をやっていたのです。
私はそのような人たちのブログを発見してから私は自分でスクーリングをかけて投資先をいちいち探すことよりも割安株を公開しているブログの中から投資先を選んで投資した方が費用対策効果がいいと思ったので、一から銘柄選びをするのではなく割安株ブログを探すことにしました。
損失確定
ともかく、投資先は見つかったのでそれらの多くは値段が上がっているものが多かったのですが、中には割安株ブログで多くの人がその株式を購入していて、しかもその株式はその人たちが株式を購入してからまだ値段があまり上がっていないものや、株価が下がって含み損を抱えている銘柄もあったので、それらの銘柄ならば彼らよりもいい条件で投資ができると私は思い、彼らが含み損を抱えている銘柄を投資先に選んで株式投資をはじめました。
しかし、私がそれらの銘柄に投資してもその株式は一向に上がる気配がなく、株価は下がって行きました。
ある日その銘柄を売りましたとそのブログに書かれると、その株価はその日は大きく値下がりしました。
どうやら、私と同じようにこれらのブログを読んで投資先を探している人たちもたくさんいるようで、投資の本尊であるブログ主が株式を売ったと言う発言を聞いて、提灯買いをしていた人たちがいっせいにその株式を売ったのでその株式は下がったようでした。
私も恥ずかしい話なのですが、ブログ主がその株式売ったと言う発言を聞いて損失確定の売りを出した一人です。