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株式相場が変動する要因とは?覚えておきたい5つのポイント

株式相場が変動する要因とは?覚えておきたい5つのポイント

外国人投資家の売り越し、買い越し、なんて言葉をよく目にすると思います。
いつからか日本市場の動向は外国人投資家により左右されるようになりました。

彼らの投資行動は割とはっきりしており、相場の上昇(下降)局面で一気に兆円単位で買う(売る)ことで市場へのインパクトが強烈なものとなります。

日本の株式市場の主役は外国人

先物市場などでも売買手口の上位にくるのは常に外国証券です。
このように日本市場の相場変動において外国人の動向は無視できません。

日本にも機関投資家や年金、日銀など大口の投資家はいますが、かれらはそれほど劇的な売買は行わないので、相場の主役となるケースはほとんどありません。

日本(自分が投資している株式)への影響を考える

また、海外情勢が日本株に影響を与えることも多いですが、海外情勢といっても日本との関係がどれだけ密接かによりその意味が違ってきます。

たとえばウクライナ問題と中国の景気とでは後者のほうがより影響がはるかに大きいです。
逆に前者の影響で相場が下げた場合は、いずれ戻ることを考えて買い向かうのもありですね。

景気と業績

ca3f5ab03dbfffb3dae03558a09a841b_s需給としての要因は上記のとおりですが、相場が変動する要因は、基本的に「景気動向」と「企業業績」です。

景気が良くなれば必然的に企業業績もよくなるわけで、景気のサイクルの上昇局面では必ず相場も上昇相場に入ります。逆も然りです。

ちなみに株価は景気の先行指標と言われており、景気が良くなりそうという段階で株価は上昇していきます。
株価の底打ちが景気の底打ちと判断してもいいでしょう。

逆に相場が急落した場合は必ずと言っていいほど景気が悪くなります。

昔株価が急落した時にバカな政治家が「景気指標はいいのだから株価の急落は気にしない」なんていったことがありますが、過去の景気指標を見て株価を論じるのはもってのほかです。

要はそれくらい株価と景気は密接な関係があります。

下落時は企業の業績を見極めておく

それとは別に個別の企業の業績により市場全体より上がる株下がる株に分かれてきます。
好業績企業は相場全体での急落局面でも下げ渋ったり戻りが早かったりします。

もしAという株(保有している株)とBという株(好業績で買い換えたい株)があり、何かの急落局面で両方が同じだけ下落した場合は絶好の買い替えのチャンスです。
Bのほうがその後のパフォーマンスがよくなるのは明白ですからね。

個別企業の変動要因

個別の企業として株価に一番影響が大きいのが決算発表でしょう。
大企業ほど事前の業績予想やアナリスト予想などが充実しているので、決算での影響は小さくなりますが、それでも動きはそれなりにあります。

ちなみに、会社の業績予想よりアナリストの業績予想のほうが重宝される傾向にあるので、決算の数字はそれと比較するのがいいですね。

次に小売や飲食店などでは月次売上高を公表しているところも多く、それで株価が動くことも少なくありません。

市況品相場の影響は大

gasoline-175122__180市況品を扱う業種ではそれぞれの指標をよく見ておきましょう。

例を挙げると石油を扱う業種ならWTI、海運ならバルチック指数といった感じです。
市況品の相場が業績に直に影響があるので、これは必ず見ておく必要があります。

為替相場と金利による変動要因

為替相場についてですが、輸出企業は円安が有利というのはその通りですが、最近は輸出入を行う企業では為替予約や現地生産を積極的に取り入れ為替の影響度は昔ほど大きくありません。

投資している企業がどの程度為替変動に対応しているのかよく確認しておきましょう。

金利についてはずっと低金利状態が続いているのであまり変動要因とはなりにくいですが、借金の多い企業は金利の影響を受けやすいので、念頭に入れておいたほうがいいですね。

不祥事をおこした会社の株式(不祥事銘柄)

c4792eb3111c20f2c518a905b3e3cf01_sもう一つ大きな要因としては、合併や業務提携などの前向きな話と、不祥事などの後ろ向きの話などですね。

合併については合併比率(合併相手との株価の統合比率)なども見る必要がありますが、はっきりした相乗効果が見込まれる場合両方とも上昇したりします。

不祥事については何とも言えないですが、基本的に自分は不祥事銘柄には触れないようにしていました。

不祥事が起きる場合はその企業のガバナンスに問題がある場合が多く、不祥事1件を解決しても済まず、後から後から悪材料が出るケースが多いからです。

その他日々のプレスリリースや新聞記事などでも株価は動きますので、株式投資をしている間は新聞記事はもちろんのこと、その企業のHPでプレスリリースを毎日見る、くらいのことはしないとですね。

ヤフーファイナンスなどには、その銘柄に関するニュースがまとめて出ていたりするので、それをチェックするのもいいでしょう。

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