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【失敗談】甘い世界でないことを痛感

30歳の会社員です。
株を始めようとしたきっかけはある程度の年齢になったきたので今後のためと思い、株式で資産運用を始めようと考えていました。
当時は給料も昇給せず、家庭も生活費も掛かっていたのも一つの理由です。

またよくテレビやネットなどでも有名なトレーダーでは億トレーダーも存在して自分でも勉強すればそうなれるのではと当時そんな甘い気持ちがありましたね。
今思えば投資とはそんな甘い世界ではなかったです。プロ中のプロがひしめき合うそんな世界。

株式取引での経験

まずは始めのうちに少ない金額で取引しようと思い、少しずつ慣れさせるためにと思い取引を開始。
株を始めたばかりの時は何を勉強すればいいのか、自分でも分からなかったです。

ただ始めのうちはチャートの動きのみで取引していた上に少ない金額でした。
そのため取引に対した恐怖心や感情はあまりなく、臆せず取引していましたね。
結果として連戦連勝。ただ初めは長期取引で運用しようとして購入した銘柄なのに銘柄を常に確認しなければいけない癖がついてしまい、短期取引となってしまいました。

そうなれば短期で利益が上げられる銘柄を選びがちになりますが、その分リスクもでかくなる。
ただその時は常に利益を上げられていたので、なんだ株って簡単だなと甘い認識でいましたね。

それから株の魅力にはまってしまい、その後本格的に勉強を開始。
また欲が出てから信用に手を出し取引枚数も増加。これで大丈夫と短絡的な思考だったのが運の尽きでした。

失敗したこと

本格的に勉強を開始したことにより、株の成績がうまく勝てることができずに徐々に資産が減っていきました。
なぜ勝てないのか当時は原因は分からずに不安と焦りが際立ってたのが印象にあります。

今思えば分かることなのですが、始めのうちは分からずに取引していたのでそれに臆することなくポジションを持つことができたこと。
また保有していてもいつかは上がるだろうという気持ちで保有してたので損きりをしない前提でした。

しかしこの日の状況でさらに悪くなりました。

2015年8月の中国経済の悪化。
世界経済の先行き不安から日経平均株価も大幅下落したため、私の保有していた銘柄も大幅にダウン。

その影響で再び上がる水準まで戻れない状況でした。
また欲望を出していたため信用取引で取引枚数を増加させ、損きりできない状況となってしまいました。

その後追証が発生し資金が溶かす前にいつくか資金を投下。その願いもかなわずに値上がりもなくますますと下落。
その時の感情は初心者では経験しなかった恐怖と不安が現実に押し寄せていましたね。

結果として総額200万円の損失となりました。

反省、学んだこと

一番の失敗は相場を軽率な態度挑んでしまったことに原因がありました。
今思えば始める前に楽してお金が稼げるという感情が先行してしまい結果として大損を食らうはめとなりました。

相場は自分の思惑とは違う動きをするためにその考えが仇となりましたね。
もう少し謙虚な気持ちと始める前に十分な準備する必要がありました。

あとは欲を出しすぎてしまったことです。

投資に限らずどんな分野でも欲を出しすぎるとロクなことがないと改めて分かりました。
200万という金額はとても大きいです。

ですが今回の株式投資を通じて学んだ事はいくつかあります。

経済に強くなったこと、精神的に鍛えられたこと、そして人間の感情を理解できたことです、
今回の失敗を勉強代と思って今後の人生でも活かしていければと思います。

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編集部
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