チャートの基礎
ローソク足の組み合わせ
チャートを見るとき、隣同士並んだローソク足を組み合わせて意味を考える場合があります。
そうすることで、ローソク足の示すサインがより明確につかめ、相場の動きがとらえやすくなります。
チャートを読むときはまず全体から相場の流れをとらえ、直近のローソク足の移り変わりから株価の動きを読むのが手順になります。
ローソク足の組み合わせは、相場転換のきっかけを示唆します。相場の転換点を見逃さずチャンスをつかみましょう
ローソク足の組み合わせ | 説明 |
包み線
短い黒のローソク(小陰線)を長い白のローソク(大陽線)が包むパターン、またはその逆です。前者は下落相場から上昇相場への転換を、後者は上昇から下落への転換を知らせている。 |
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はらみ線
長い黒ローソク(大陰線)の次にその範囲におさまる白のローソク(小陽線)、またはその逆のパターンです。売りと買いがせめぎ合い株価が上下どちらかに動き出すサイン。 |
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切り込み線
長い黒のローソク(大陰線)の次に長い白のローソク(大陽線)が現れ、白の頭が黒の真ん中より上にあるパターンです。株価上昇のシグナルになる。 |
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かぶせ線
白の次に黒のローソクがかぶさるように表れた状態です。株価の天井(下がり始めること)を知らせている。 |
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出会い線
黒のローソクの底(終値)の高さに白いローソクの頭(終値)が来た時は上昇、白の頭と同じ高さに黒の底が来たら下落を知らせている。 |
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毛抜き底
黒と白のローソクの底が安値でそろう状態で、多くは底となります。 |
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毛抜き天井
二つのローソク足が高値でそろう状態で、白いローソクに黒いローソクが続いた場合下落シグナルになる。 |