理論株価計算

【4321】ケネディクスの理論株価計算

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4321/東1 【 ケネディクス 】 本日終値 → 613,000 円
① 将来キャッシュフローによる理論株価(DCF法)
 → 669,736 円 (悲観的理論値)
 → 813,511 円 (標準的理論値)
 → 981,100 円 (楽観的理論値)
※1 独自のDCF法により算出しています。割引率はいずれも5%に設定。
※2 営業利益、設備投資の年平均伸び率はともに、悲観的で5%の成長、標準で7.5%の成長、楽観的で10%の成長として計算。
② PER、PBR、売上成長率(6/8/10年)を考慮した理論株価
BPS 123,043 円
今期予想EPS 27,063 円
来期予想EPS 30,250 円
前期売上高 13,958 (百万)
来期売上高予想 24,000 (百万)
売上高成長率(1年) 36.0%
 → 456,862 円 (6年後目標)
 → 788,632 円 (8年後目標)
 → 1,402,023 円 (10年後目標)
③ 価格帯別 PER
+20% 735,600 円 27.18 倍
+10% 674,300 円 24.92 倍
現在値 613,000 円 22.65 倍
-10% 557,273 円 20.59 倍
-20% 510,833 円 18.88 倍
④ 東証1部業種別平均との比較
ケネディクス のPER 22.65
ケネディクス のPBR 4.98
サービス のPER 33.64 倍
サービス のPBR 2.62 倍
⑤ テクニカル:逆張り(カッコは割安な水準値:割高な水準値)
25日移動平均乖離率 (-15以下:+15以上) 7.6
25日RSI (25以下:75以上) 55
ボリュームレシオ (70以下:250以上)  196
サイコロジカル (25以下:75以上) 58
ストキャス(SD) (25以下:75以上) 72
勝手に総合評価
急激な成長は今年度までという見方はありますが、将来キャッシュ利益、成長率ともに今のところ申し分なしでしょう。ただ、クリードが運用残高目標を下方修正しているだけに、これからの物件取得の推移も見ていきたいところです。短期テクニカルではここ2日の下げで過熱感が少しほぐれた感じです。
近い将来気になる「金利上昇コスト」と「物件獲得競争の激化」について、ケネディクス本間良輔社長は以下のように答えています。
・金利上昇コストについて
「金利が急激に上がれば別だが、一%程度上がるのは大きな影響ではない。ノンリコースローンや現預金を除く通常時の当社の借入金は二百五十億円程度。一%上がったとして二億五千万円のコスト増だ。二〇〇六年十二月期の連結経常利益見通し百三十三億円からすれば軽微だ」
・物件取得激化について
「自社開発案件を増やすなどの工夫は必要だが心配はしていない。今年末の資産運用残高は前年比三五%増の五千二百億円を見込んでいるが、むしろ上振れる可能性もある。今後も原則として入札はやらないつもりだ。ファンドなどによる物件獲得競争が激しく、今の入札ではほぼ必ず高値が付き、五%以上のキャップレート(還元利回り)を原則とする当社ではほとんど勝ち目がない」
目標株価 :  800,000 円

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