チャート記録室
みずほフィナンシャルグループのチャート検証
ここでは、ゼロ金利解除の発表によって業績に好影響を与えると言われている、銀行セクターの中でも人気銘柄であるみずほフィナンシャルグループ(8411:東証1部)の株価動向を追跡検証しています。
06/07/14発表
・日本銀行は14日、2日目の金融政策決定会合を開き、議長の福井俊彦総裁が「ゼロ金利政策」の解除(利上げ)を提案した。
9人いる政策委員(正副総裁3人と審議委員6人)は「景気は持続的な回復過程にある」との判断でおおむね一致し、全員一致で解除を決めた。金融機関同士が融通し合う短期金融市場金利の誘導目標を、これまでの実質0%から0.25%へと引き上げる。日銀の政策金利の復活は01年3月以来、約5年4カ月ぶり。
発表日の日中足チャート(7/14) 発表時刻は13時過ぎ
発表を受けての株価動向 (日足チャート)
結論
・ 発表前までは利上げを想定しての強い買いが入っているが、発表後は好材料出尽くしとなり下落。
その後の全体の反発局面でも横ばいの展開。銀行セクターの銘柄は総じて軟調で、結局は連想買いが上値を重くしてしまっている。
参考情報
・発表前後の日経平均株価動向