テクニカル検証室

4点チャージ投資法バックテスト・データ検証

3点チャージ投資法というのは下落相場において、多くの銘柄に売買サインが出ます。3点チャージ投資法をより効率的に利用するために、他指標との組み合わせを検証した結果、サイコロジカルラインを加えることで、売買機会は減少しますが、更にパフォーマンスの高い売買ができることが検証データとして実証されましたので紹介したいと思います。いつもどおり過去5年間の売買シュミレーションにより検証しています。

3点チャージ投資法とは?

明地文男氏が考案した投資法で、以下の3つの売買シグナルが重なった時点で売買しようというものです。
①26日移動平均線乖離率が-15%以下で買い、+15%以上で売り
②RSIが25%以下で買い、70%以上で売り
③ボリュームレシオ(VR)が70%以下で買い、250%以上で売り

◇検証指標◇
①3点チャージ投資法+サイコロジカルライン
②3点チャージ投資法+ボリンジャーバンド

前提条件

■ 期間
2001年4月から2006年3月までの5年間

■ 対象
貸借銘柄の全銘柄
(50円以下の銘柄、売買高平均が5,000万円以下の銘柄は排除)

■ 注文方法
シグナルが出たら、翌日の始値で買い(売り)
手数料は、0.105%

■ 投資資金
毎回200万円全額を投資

■ 手仕舞いの条件
5営業日後の大引けで手仕舞い
【単純に、シグナルからの株価動向が知りたい為、利食い、損きりの設定はしていませんので、利益率の結果は多少悪くなっていると思われます。】

①3点チャージ投資法+サイコロジカルライン(25以下で買い、75以上で売り)
総トレード数(回) 2181
勝ちトレード数(回) 1333
勝率 61.12%
銘柄平均利益 94160
1トレードあたりの平均利益 40021
買い勝率 62.98%
買い 1トレードあたりの平均利益 72136
売り勝率 58.89%
売り1トレードあたりの平均利益 1741
②3点チャージ投資法+ボリンジャーバンド(-2σ以下で買い、+2σ以上で売り)
総トレード数(回) 4567
勝ちトレード数(回) 2554
勝率 55.92%
銘柄平均利益 19167
1トレードあたりの平均利益 5363
買い勝率 60.61%
買い 1トレードあたりの平均利益 56329
売り勝率 54.36%
売り1トレードあたりの平均利益 -11590
関連コンテンツ
以下のページも合わせてどうぞ