初心者講座

分析で良い株を見分けよう

株式の分析には大きく分けて2つの手法があります。

①ファンダメンタル分析

会社本来の価値が株価を形成するという考え方です。

会社の業績や株価の動きなどのデータをもとに、景気の動向や経済の情勢などを加味しながら将来の株価の動きを分析します。会社の決算書や業務予想、公的機関のデータなどをもとに、それらをモノサシにして個々の会社の株価が割安なのか、割高なのか、つまり現在のその会社の株価が妥当な水準であるかを推定します。

②テクニカル分析

株価は株式の需給関係によって決まるという考え方です。

過去の株価の動きを表しているグラフ「株価チャート」をもとにいろいろな計算をしながら分析します。 つまり株価の過去の動き、売買高などから、過去において市場でどのくらい人気があったかという需給関係の動向を分析し、今後はいつ人気が出るだろうかとい う需給関係を予測します。過去と未来の両面をあわせて、これからの株価の予測を行おうとする手法です。
テクニカル分析はグラフ化して視野的な面を重視することが多く、同じ指標を利用しても分析者によって同じ結論が出るわけではないので、主観的になりやすいという点があります。

ファンダメンタル分析が主に長期投資で効果を発揮するのに対して、テクニカル分析は主に短期投資で使われることが多いようです。
この2つの分析手法を組み合わせて使うことによって、株価の方向性が見えてくるでしょう。

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