株で儲けるためには?
基本的に株で儲けるには、安いときに買って、高くなったときに売ればいいのです。
しかし株価は毎日上がったり下がったりと変動します。安易に安いときで買い高いときで売るという売買を繰り返していると、株価が大幅に下がり続けてしまった場合は、「上がったときに売る」ことはできなくなり大損してしまう危険性がでてきます。
そ のため過去のチャートを見ることによって、株価が現在どんな水準にあるのかを必ずチェックし、「買い時」なのかどうか判断してから行動しなければなりませ ん。一般的に株価のチャートにおいて「高い山の上のほう」であれば株価が大幅に下がるリスクは高く、「低い山」であれば株価が大幅に下がるリスクは低くな ります。
株価が動く要因には次のようなものがあります。
・会社の業績
業績の良い会社は株価も元気です。(上昇する可能性がある)会社に投資する上でもっとも重要になるのは、来期の業績予想です。
来期以降の業績も好調が続くという予想が開示されていれば株式を買いたいと思う人が増え株価が上昇する可能性があります。
しかし、今期の業績が最高益でも来期以降は悪化しそうだということになれば株価が下がるかもしれません。
・金利
金利と株価の関係はおおむね反比例しています。一般的に金利が上がれば株価は下がり、金利が下がれば株価は上がります。
・為替
日本では円安になると株価が上昇する傾向があります。
・国際情勢
海外で起こった大きな事件や戦争が多くの場合株価に影響します。
・国内景気
世の中の景気の動向が株価に大きな影響を与えます。
ちなみに株を買うときの基本は「買いたい会社のことを知る」ことです。会社のHP上に出ている「IR情報」をチェックしましょう。
IRとは、インベスター・リレイションズ(Investor Relations)の略で投資家に向けた広報のことです。会社からの重要なメッセージは見逃さないようにIR情報をこまめにチェックして分析することは、うまく儲けるためにとても重要なことです。