チャートの基礎
チャートの歴史
ケイ線の歴史
チャートと呼ばれる日本式のケイ線は、昔からローソク足だったわけではなく、とめ足(ほし足)、棒足、いかり足、ローソク足(陰陽足)、のように発展してきました。
とめ足(ほし足)
とめ足はその時その時の株価の最終値をグラフに書き込んで、それをつないだ折線グラフです。
やや大ざっぱすぎるきらいがあり、主に日足に使います。
棒足
棒足は1日、1ヶ月など一定期間の高値から安値までの間を、線で示したものです。
棒の上の端がその期間の最高値であり、棒の一番下の端がその期間の最安値を示します。
いかり足
いかり足は始値に横―のかんぬき印を入れ、終値は矢印を記入します。
歴史的には、とめ足の次に棒足が現れ、ついでいかり足に移行しました。このいかり足は古くから用いられ、坂田五法はこのいかり足であったと伝えられています。