テクニカル分析

ポイント・アンド・フィギュア

ポイント・アンド・フィギュアとは?

ポイント・アンド・フィギュア(Point and Figure,P&F)は、不規則時系列ケイ線という種類のテクニカルパターンで、縦軸に株価をとるが、横軸には時間の懸念が入らない2次元のケイ線です。

見方としては、相場が同じ方向に動いている場合は、上昇相場なら、1枠の単位になれば×印を1個、×印の線の頭に追加し、2単位の価格変化があれば×印を2個記入し、下降の場合は逆で、○印を追加記入します。

×=上昇 、○=下降

ボックスの一つの単位(1枠)を10円にするのか、100円にするのかによって、チャートはかなり違ったものになりますので注意が必要です。

売買シグナル

上記画像はダブル・トップで買い、トリプル・ボトムで売る際の例です。

株価が上昇して×印を記録し、いったん下降して○印を記録した後、再度の上昇で戻り売りを消化して高値を更新したので買いサイン、そして○印を3回目で下抜けているので売りサインとなっています。

ダブル・ボトム型は、その逆の売り信号で、また、トリプル・トップ、トリプル・ボトムも同じ考え方です。

ペナント型・フラッグ型・ウエッジ型などありますが、すべてチャートの保ち合いのパターンと同じ考え方となります。

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