スイングトレードの基礎

デイトレードとスイングトレード。それぞれの強み

デイトレードとスイングトレード。それぞれの強み

簡単に言うと、「デイトレード(デイトレ)とは、1日で売買を済ませる」、「スイングトレードとは、数日~数週間で売買を済ませる」ことです。

デイトレーダーはスキャルピングといって、1ティックや2ティックで利ザヤを稼ぐ方法を何度も繰り返して利益を積み重ねていく人や、1日の流れを前場で感じ取り後場で1度だけ大仕掛けをする人など多種多様です。

デイトレードとスイングトレードの強み

1日で売買を済ませるということは、次の日に持ち越さないということです。

これは取引終了後に悪い事件が起こっても株を持っていないことでリスク回避でき、そこがデイトレの最大の強みと言っていいでしょう。

デイトレでは直感で売買する要素があり、値動きの大きな銘柄を扱うのでギャンブル色が強いです。
いわゆるマネーゲームです。

もちろん直感といっても、経験に裏付けされたものなので普通の人が直感で取引をすると良い結果につながらないでしょう。

一方、スイングトレードは研究成果を少なからず発揮できるところに強みがあります。
また、保有期間もデイトレよりも長いのでより多くの利益が期待できます。

デイトレーダーの勝率

最近ではネットで気軽に投資が出来るとして、競争が激しくなり、一般の個人投資家がデイトレードで稼ぐのも厳しい状況になっているのも事実です。

そのため勝ち組と言われるデイトレーダーでも勝率7割以上の人はまず存在しません。

通常は勝率6割なら生き残れると言われており、勝率5割(勝ち負け半々)からたった1割伸ばせば株で生活していくことも可能です。
とはいってもその1割がどれほど大変かはやってみればわかりますが。

毎日20回取引をするとして1回の勝ち負けが1万円とします。
一日に勝ちが12万円で負けが8万円で差し引き4万円の利益となります。
年間の取引日数が200日とすれば年収800万円となります。

これを高給ととらえるかどうかは人それぞれですが、社会的保証(健康保険や福利厚生など)のないデイトレーダーとしては、できれば2000万程度勝てるようにはなりたいところです。
体が資本なので怪我や病気は致命傷になりますしね。

その点、日中の値動きに一喜一憂しないスイングトレードは非常に魅力的であると言えます。

ただし、多くの利益が期待できる反面、大きな損失を抱え込むリスクもあることをお忘れなく。

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