テクニカル分析
MACD
・MACDとは?
MACDとは「Moving Average Convergence/Divergence Trading Method」の略で、日本語では移動平均・収束・拡散手法と言います。
MACDでは指標平滑平均を用いるのが特徴で、短期線と中期線のわずかな乖離によってMACDが上下するので、株価に対して少し先行性があるといわれています。
・チャート例
①・③ではMACDがMACDシグナルを上抜けているので買いサインです。逆に、②ではMACDがMACDシグナルを下抜けているので売りサインとなります。
また、MACDと0ラインのクロスも重要なシグナルとなります。
MACDオシレータとは、MACDとMACDシグナルの差を単純に棒グラフ化したものです。
・MACDの逆行現象
逆行現象とは、株価は上昇(下降)しているのに、MACDは下降(上昇)しMACDが値動きと逆行している状態のことを言い、これも重要なシグナルと捉えられています。
・計算式
MACD =短期指数平滑平均-中期指数平滑平均
シグナル =MACDを単純移動平均又は指数平滑平均させたもの