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【失敗談】過去に成功例があろうと同じ手は何度も通じない

31歳、自営業です。
少しばかり株をしています。もちろん、全力投球をしているわけではなく、余剰資金で楽しんでいる程度です。
何度か成功が続き、その手法を使って一気に、となったときに失敗したことがあります。

デイトレーダー気取り

まず、最初に失敗したことが、その日の内に取引を終える方法です。要するにデイトレーダー的なやり方をしていたのです。
しかし、最初のほうは意外と儲かることが多く、最終的に手仕舞いにした時にもこれはプラスになっています。

具体的には、数パーセントでも上がったら売る、ということです。信用取引はしないと決めているので、資金的には大したことがないのですが、意外と儲かる行為でした。
株を持ち越さないのでリスクも低く、大きく下がったとしても10パーセントも損はしないのでそこまで大きなミスはなかったです。

ですが、どうしても駄目であったのが、下がる時には大きく下がるまで堪えてしまって、上がるときには少し上がったら売ってしまう、という癖が出来てしまい、最終的に今までの儲けの半分が消えた時にこのやり方はやめました。

仕手株で遊ぶ

仕手株というのがあります。
要するに投機筋が売りなり、買い攻勢をかけている株銘柄です。これはとにかく値動きが激しいので面白いです。
一気に何割も資金が増えて行くので意外と楽しく行うことができました。

ですが、やはり投資筋がやめてしまったときには一気に戻るようになり、その時に大打撃を受けてしまったのでこちらも最終的には手法としてはもうやめています。
そこまで悪い方法ではなかったですが、そもそも仕手が入っていることが判明した時点ですでに株価はかなり高騰していますし、かなり博打的な要素が強かったので今では見つけたとしても差し控えるようにしています。

配当狙い

株式投資の王道として配当狙いもしていたことがあります。
或いは優待もつくわけですが、当然ながらその次の日には理屈でいえば、配当分は下がることになります。
むしろ、それ以上の値下がりになったこともあります。

配当後と世界的な株安が重なった時には物凄く困ったのは確かです。
結局は配当で得るものよりも株価の値動きのほうがはるかに大きいので、大昔のような高配当な株式でもない限り狙いづらいという印象です。

同じ手が通じるとは限らない

このように私の株式投資の経験の多くは、最初に成功して、次いで失敗する、ということが多いです。
成功体験のほうが印象が強く残るのはある意味では当たり前であるといえます。

そのことをよく理解するようになってからは、前に成功したのだから今回もそうしよう、というのは避けるようにしています。
もちろん、同じようなやり方で投資をすることはあります。その時に良いと判断した場合はそうするのは決して悪手とは言い難いからです。
たとえ、同じやり方であってもその時には良いと判断できる場合もあるわけです。

株式投資は基本的に手法に固執しないほうがよい、というのが私の経験から得た知識になります。
チャートの見方であっても、絶対ということはありませんし、個人ではどうしようもないレベルの世界的な事件があればそれに連動して株価は動きます。

しかし、その手の値動きは最終的に収まる所に収まります。
ですから、それに耐えられるように余剰資金のみでやることだけは絶対に決めていることです。

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編集部
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